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2010年10月23日 (土)

告別式

さきほど、告別式から戻ってきました。

ノブがずっとずっとお世話になっていた、理髪店のおじさんが74歳の若さでなくなりました。

平成4年に我が家が引っ越してきて、散髪が大変なノブの散髪屋さん行脚を繰り返して、出会った地元の散髪屋さんでした。

まだ小学生だったノブは、
床の上ででんぐり返しをしたり、髪を切ってる最中に突然いすの上で飛び跳ねたり・・・

そんなノブの髪を切って、
そんなノブのひげをきれいに剃ってくれていました。

オジサンにはとてもステキなプライドがあって、
それは、理髪師としての誇りとこだわり・・・
そして、障がいがあるノブの特性に寄り添いながら、無理はせず、気長に散髪を続けてきてくれていました。

そうするうちに、ノブも少しずつ落ち着いてきて、冷や汗の出ることも少なくなってきましたね(笑)

私があとがきを書いたんだと、光とともに・・を贈ったら、お店に全巻揃えてくれて、他のお客さんにも見せてくれていました。

バレンタインデーのときや、桃の収穫期、それ以外でも、オートバイを使って、いろんなものを「ノブ君に」と持ってきてくれていました。

そんなオジサンが3年ほど前に食道がんを患い、体力も落ち、立ち仕事もしんどそうになっていたので
「アクティブなノブの散髪を続けてもらうのは忍びない。ダメだと思ったら、いつでも言ってください。」
と、告げてました。

でもオジサンは
ノブ君の頭は、出来る限りキレイにしてあげたい、気ぃつかわんでいいよ
と、笑顔で言ってくれてました。

観てて、しんどそうなのは痛いほどよくわかる。

そんなとき、ショートステイ先で、ノブの散髪の活動を入れてみようという話が出て、
私から離れて散髪できるのも自立の一歩だと、試してみました。

ノブは初めからスンナリ座れて、問題なく散髪できていたようです。

それも、18年にわたって、跳ねるノブを気長に散髪してき続けてくれたオジサンのおかげだと、
今日の告別式で、遺影を観て、一人残されたオバサンを見て、涙があふれてきました。

先日、ショート先で散髪するようになったんだと言う報告を、オジサンにしたんです
そしたら、喜んでくれて、
「それはよかった。もうだいぶ落ち着いてきてるから、どこでも大丈夫やろ」と笑ってくれました。

それから2ヶ月も経たぬうちに・・・

改めて・・・
ノブはシアワセなことに、いろいろな善意に囲まれて、生活をしています。
彼が現在、笑顔で暮らせている陰で、多くの人の力と協力をいただいていることに、改めて感謝した日です。

オジサン、長い間、本当にありがとうございました。

そして、安らかにお眠り下さい。

合掌

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